令和3年6月23日。走力を測定する。

　トレーニングのものさしであるVDOTは、走力をスコアという数値で表す。5キロを30分で走る私のスコアは31である。ちなみに、日本記録2時間4分56秒でマラソンを走ったとするとVDOTのスコアは82.1となる。どのような計算方法なのかはわからないが、私と鈴木健吾選手の間にはVDOTにして約50の差があるということになる。なんとなく大学の偏差値のような感じもする。マラソン偏差値といったところだろうか？

　以前にも書いたが、VDOTはスコアに応じてトレーニングする際の目安が示されている。自分のレベルにあったトレーニングをすることが効率的で効果的なわけだが、そのためには定期的に自分のレベルを測定する必要がある。てなわけで、月末に走力を測定することにし、今回はハーフマラソンのタイムを測ってみた。

　暑いので、適度に休憩を取りながらではあったが、2時間25分48秒、1キロ6分54秒ペースであった。VDOTスコア31におけるハーフマラソンのタイムは2時間17分21秒、1キロ6分31秒ペースである。

　少しタイムは遅いが、気温が高かったので「合格」とみなし、VDOTスコアをひとつ上げ、次回からはVDOT32のペースでトレーニングを行うこととする。